しっぽの記憶
Written by [しっぽ]

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[13] 重力ピエロ 伊坂幸太郎新潮文庫¥6602007/3/9完読 2007/03/12 00:17マイページに「重力ピエロ」を購読候補リストとして登録します。
扱われているテーマはいつになく重い。
しかし、ナイステンポな会話・思考は期待通りに盛りだくさんで、思わずクククッて笑ってしまうところが何箇所もあった。
読んでいて、兄・泉水は今まで読んだ伊坂作品の中では一番親近感を抱ける人物だなと思っていたら、解説にその理由が解釈されていて、なるほどねぇ、と納得。
クライマックスの事件は、作中でさんざん「目には目を」って言っていたのに、「目には目を」以上のことだったので、予想を裏切られて、驚いた。

父親は本当に素敵な人でした。


buudy > はじめまして〜。 伊坂さんの作品はけっこうおもしろいですよね。好きな作家の一人になりました。重力ピエロの中でガンディーについて詳しくなれました。 (2007/03/18 23:02)
しっぽ > buubyさん、レスありがとうございます。伊坂作品、たいへん好きなのですが忙しいのと読むのが遅いので、なかなか制覇できずにいます。
本から色々な雑学(?)知ることが出来て楽しいですよね。クロマニョン人とネアンデルタール人の芸術への造詣とか(^@^) (2007/03/20 01:36)
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[12] ヴィンランド・サガ 4 幸村誠講談社¥5902007/3/3完読 2007/03/03 23:38マイページに「ヴィンランド・サガ 4」を購読候補リストとして登録します。
今回もマンガです。

11世紀、北ヨーロッパが舞台のヴァイキング―本当の戦士―の物語。
世界史は好きなので、基礎知識はそこそこあるけど、やっぱりカタカナがいっぱい出てくると頭がこんがらがります。

しかし、おもしろい!!
アシェラッドの謎なんかも明らかになりつつ・・・。話が進んできました。
ちょっと拍子抜けしてしまうほどの軽口な会話の中で核をつく一言。
細部まで丁寧に書かれた絵。
うまいなぁ。

根底に流れるものは、やっぱり「愛」なんすかねぇ〜。
ジョン・レノンあたりに聞いてます。
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[11] 秘密 トップ・シークレット3 清水玲子白泉社¥7702007/3/1完読 2007/03/02 00:26マイページに「秘密 トップ・シークレット3」を購読候補リストとして登録します。
今回はマンガです。

近未来、科学警察研究所・法医第九研究室、通称―「第九」では、死後の「脳」を「MRIスキャナー」にかけて、死亡者の生前に「見た」目の記憶を再現し、重大・凶悪な犯罪事件の真相を解明する。「脳」に遺された映像が語る「秘密」とは…!?

1,2巻ほどにこみ上げてくるものはなかったが、ラストに向けて、やはり胸にぐっときました。
そういう役回りで配置されていることはわかっているけど、青木、彼は「救い」だと思った。
人の「秘密」を知る立場にあるということは、強く、そして優しくなければならない。

もし現実に、死の直前に目が見て、脳に記憶させた最後の映像が、あんなかわいい着ぐるみに殴り殺されるところだったら、すっごい怖かろうと、半笑い、身震いしました。
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[10] MAZE 恩田陸双葉文庫¥5502007/2/19完読 2007/02/27 20:42マイページに「MAZE」を購読候補リストとして登録します。
アジアの西の果てに、中に入って戻ってこない人が数多くいると伝えられる、矩形の建物がある。その「人間消失のルール」を4人の男達が解き明かそうとするお話。

なんとも大掛かりなオチであり、そのオチが本当のオチなのかもわからない謎なお話。

あっさり読めて、おもしろかったです。
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[9] 眠れない夜には星を数えて 吉野朔実大和書房¥13002007/2/10完読 2007/02/26 22:35マイページに「眠れない夜には星を数えて」を購読候補リストとして登録します。
うまく眠れない夜の過ごし方がいっぱいのってる漫画家・吉野朔実さんのエッセイ。

本はめぐり合い、と気長に探していたら、先日やっと古本屋さんで出会えました。そして一緒に帰宅。
吉野さんは大好きな漫画家さんの一人で、マンガの登場人物の考え方や言葉に、私は少なからず感化されていると思う。
そんな大好きな漫画家さんのエッセイには、今回も、これは!という文章が満載でした。

「精神安定語」と「幽霊の、正体見たり見なかったり」は特にくるものがありました。

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[8] 東京タワー 江國香織新潮文庫¥6202007/2/9完読 2007/02/26 22:02マイページに「東京タワー」を購読候補リストとして登録します。
映画を先に見ていたので、どうしても岡田くんを想像して、透を読んでしまった。うん、ぴったり。
語りが男性だからか、いつもの江國作品とは少し雰囲気が違ったけど、やっぱり生活感がないな。
それにラストは映画と違ってて、あぁ、江國さんならこっちだな、ってしっくりきました。

 恋はするものじゃなく、おちるものだ。

いいなぁ、こんな恋がしたいなぁ。なんていう矛盾。
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[7] アンドロイドは電気羊の夢を見るか? フィリップ・K・ディック早川文庫¥6722007/1/30完読 2007/02/26 05:44マイページに「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を購読候補リストとして登録します。
日記を振り返ると、題名のことによく触れているけど、この題名「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」は、秀逸だ。
1968年に発表された近未来に近づきつつある現在。まだまだ人間としっかり区別のつくかわいいロボット達が登場し始めている。
そのうち、感情移入度測定をしなくては区別がつかないアンドロイドが現れるのかな?その時、人間はしっかり感情移入度測定に合格できるのかな?アンドロイドは感情移入をしないのかな?
ちょっと、色々と考えることろのある、でもしっかりSF娯楽本として楽しめる、そんな本でした。

アンドロイドは電気羊の夢を見た、と思う。
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[6] 陽気なギャングが地球を回す 伊坂幸太郎祥伝社文庫¥6602006/12/30完読 2007/02/26 04:44マイページに「陽気なギャングが地球を回す」を購読候補リストとして登録します。
登場人物の会話・思考が軽快で本当におもしろい!!
こんなユーモラスでスマートなオトナになりたいものです。
でも、銀行強盗はやっぱりいけません。


まゆ > おもしろいですよね〜。続編もいいですよ。 (2007/02/25 19:14)
しっぱ > 今、お気に入り作家のお一人です。本当に彼の作品はおもしろいです。続編、気にはなっているのですが、出版順に読むぞ!と決めているので、まだたどり着きません。早く読めたいです。 (2007/02/25 20:18)
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[5] ねじの回転 February moment上・下 恩田陸集英社文庫¥500 \4802006/12/28完読 2007/02/26 04:43マイページに「ねじの回転 February moment上・下」を購読候補リストとして登録します。
恩田氏の作品は読んでいるとどれも不思議な感覚に見舞われる。
読み終わったあと、あれ?って気分になるけど、その余韻というか、不可解さというかが心地よく感じる。

冒頭の伝書鳩の話がとても気に入っている。


まゆ > これ、最初は世界に入っていけなくて、とても苦労しました。力技で、ぐいぐい読み進めた記憶があります。恩田作品の結末を「心地よく」感じる方がいて、ちょっとうれしいです。 (2007/02/25 19:13)
しっぱ > 恩田作品の結末は、本当に読者の賛否がわかれますよね。本プロ内には色々な感想があり、同じ作品を読んでも、人それぞれ感じ方が違うんだな、とおもしろく思っています。 (2007/02/25 20:15)
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[4] 人間失格 太宰治新潮文庫¥3002006/8/6完読 2007/02/26 04:43マイページに「人間失格」を購読候補リストとして登録します。
いまさらながら読んでみた。
それにしてもすごい題名だよなぁ。『人間失格』なんて。
人前で自分を道化師のごとく振舞ってしまうことって、大なり小なりあると思う。けど、主人公は自分そのものだという人は、ちょっと敬遠しちゃうなとも思った。
「恥の多い生涯を送って来ました」ではなく、「我が人生に一片の悔い無し」と言って死ねるような生涯を送りたいものだ。
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[3] 少女パレアナ エレナ・ポーター角川文庫¥5142006/7/22完読 2007/02/26 04:42マイページに「少女パレアナ」を購読候補リストとして登録します。
愛する両親を亡くした、幼いパレアナは「自分の義務をちゃんと心得た」パレー叔母さんにひきとられ、「喜びの遊び」を通して、周囲の人を幸せにしていく話。
日々の生活の中に「喜び」を見つける、という発想は人を豊かにする素敵なことだと思う。私もこの遊びをはじめてみようと思う。
しかし、本書の「喜び」は所々、〜でなくてうれしい、というマイナスの「喜び」だったりして、少し好きになれなかった。
だが、中盤からのパレー叔母さん達の大人の恋は、思わぬフェイントがあったりして面白かった。
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[2] ぼんくら(上)(下) 宮部みゆき講談社文庫¥590,5902006/7/20完読 2007/02/26 04:42マイページに「ぼんくら(上)(下)」を購読候補リストとして登録します。
最初は1話目と2話目以降の語り手が違うから、アレ?って思って、連作短編かなと思ったら、それらが全部伏線となった長編時代ミステリー。
おもしろい。
人がいきてるお話です。
いい感じにやる気のない平四郎、その甥で超美少年の弓之助、暗記力抜群のおでこ、などなど(話の中だけだけど、回向院の茂七親分の名が出てくるのもうれしかったりする)。
特に、何でも計ってしまう弓之助の「計ればものとものとの距離がわかり、ものの有りようがわかる」という台詞には「うへえ」って感じです。
早く、日暮しも読もう。


まゆ > はじめまして。茂七親分の名前を見るとうれしくなるあたり、宮部さんの時代物お好きなんですね。この話、弓之助とおでこがかわいいですねえ。「日暮らし」に続いていきますので、ぜひ! (2006/07/21 21:52)
すい > しっぽさん、はじめまして! 宮部さんは歴史物もおもしろいですよね。まゆさんも言っていますが、ちょこちょこ活躍する子供二人に顔を緩ませて読んだ覚えがあります。 (2006/07/21 22:12)
しっぽ > まゆさん、すいさんコメントありがとうございます。
宮部さんの作品はどれも人物が魅力的で大好きです。 (2006/07/23 23:10)
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[1] チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷 塩野七生新潮文庫¥5142006/7/17完読 2007/02/26 04:42マイページに「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」を購読候補リストとして登録します。
題が好い。「あるいは優雅なる冷酷」なんて。
彼のことを端的に言い得ているいると思う。塩野氏うまいなぁ。
それに、チェーザレ・ボルジアの行動力に心を鷲摑みされ、想像力を膨らませていたら、タイツに身を包んだ彼の容姿の描写で二重にノックアウトです。
ルネサンスのこの時代は、フリフリブラウスにタイツですものね。
それと、もう一人のお気に入りはドン・ミケロット。
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